「ねえ」 「んー」 「お腹空かない?」 「んー」 「でしょ。軽くなにか作ろうか」 「んー」 読みかけの本をたたむ。栞も挟んでないけど、何度も読んだことのある本なので別に構わない。雨降りの休日、お昼と夕方の中間地点で、私たちは二人きりで生きている…
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