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可逆的選択

趣味で書いています @yadokarikalikar

今を生きる若人と、若人以外と、今は生きていないもの

狭くはない部屋の真ん中で、目元には涙をたたえている。ラップトップから声劇を垂れ流させつつ薄ら寒い気温に時折身を震わせては耐え続ける表面張力に抗い重力が孕ませる誘惑に陥落する涙を落とす。落ちる涙は陥落という誘惑を孕み重力だけが抗う。表面張力に耐えるかのように震える身。折られる時間は薄ら寒い声劇を。気温に。ラップトップは涙を垂れ流させつつ、たたえている。狭くはない部屋の真ん中で。

 

私は若人である。ならば一端のそれらしく節度を保って生きようと思う。

若人以外は。何れ私はそのカテゴリに入る。寧ろカテゴライズされ続けているといってもいい。何時だって人は白か黒のみに大別されず、灰色の期間を内有する。その為に据え置かれたモラトリアム。私は社会的にも肉体的にも老いの波にさらわれ続けている。今こうして生きている時間、それは二度とは戻ってこないんだよなんて稚拙な文句なぞ言うつもりは毛頭ないが。虫食まれ続ける意識、身体、感性は老成するなんて便利な言葉によって繕われている。

 

ならばどうするべきか。