壁に掛けられた時計の針が午前零時を指した。 書きかけのレポートを片付けて、その場で座ったまま伸びをする。指先まで込めた力を抜いて、背もたれに身体を預ける。もう寝てしまおうか。俺はぼんやりと考える。 明日は講義が二限からなので朝は急がないけど…
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