可逆的選択

趣味で書いています @yadokarikalikar

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

年最後の挨拶

こんばんは、西院です。 大晦日ですね。これを読んでいるあなたはもしかすると年を越えているのかもしれませんが、その方にはあけましておめでとうと言っておきます。今年は自分にとって躍進の年だったと思います。大学の文芸部の機関誌に寄稿し載ることも叶…

言葉についてのいくつかの考察

「珈琲淹れるよ」 「私の分も頼む」 「わかってる」 「すまない」 「ねえ、淹れるまで暇だからなにか話して」 「つまらないかもしれんぞ」 「君と話してると飽きないから」 「わかった。ならば一つ話をしよう」 「やったっ」「言葉とは、なんなのだろうな」 …

彼女と彼とクリスマス

「ねえ」 「どうした」 「死にたくなってきた」 「いやどうした」 「朝起きたらなかった」 「なにが」 「クリスマスプレゼント」 「なにこの子」「毎年お姉ちゃんがくれるのに」 「あの人のシスコンぶりには目を見張るものがあるな」 「目が覚めたら枕元にお…

宙の中

暗い海のような宇宙空間を一定の速さ(ゆったりとした)で漂い続けている。一直線に向かう先は太陽ではないにしても、どこか、不思議な色味(緑(エメラルド)、ピンク(淡い))を発する恒星で、漂いながら、元来た道を振り返ると、仄暗い輪郭を持つ大きな星があっ…

近況報告

少しの間書くことをお休みしたら、全くかけなくなってしまった。絶賛スランプちう。 ラブライブ!のアプリを始めてから半年が経過した。盛り上がりは落ち着きを見せ始めている。そして、それに呼応するかのように新たなアプリが目の前に現れた。 Tokyo 7th …

心境状況

こうして小咄を書いていると、ブログなんかに載せることなしに書ききってしまえば作品になるのではないかなと、そう思う時がある。ちゃんとした話になれば、そっちの方が価値があるのではないかと考えたりもした。だが、自分という奴は遅筆で、いつ完成する…

そのときは泣いてみせて

僕はピエロだ。誇張ではなく、本物の。 どこのサーカスにだっている陽気な男。奇抜な衣装に見を包み、ジャグリングをしては馬鹿みたいに笑っている。底抜けに明るくて、愚かしいキャラクターだ。 皆は僕を見て笑う。僕がわざと演技に失敗すると、もっと笑う…